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トリコモナス症とは|男性の症状・潜伏期間・検査・治療を医師が解説

医師監修:ダンディクリアクリニック 院長メンズヘルス・ED・性感染症治療を専門に、完全オンライン診療で多数の患者様の治療に従事。

トリコモナス症とは

トリコモナス症(膣トリコモナス症)は、「膣トリコモナス原虫」という非常に小さな寄生虫(原虫)が、性器や尿道に感染して起こる性感染症です。細菌でもウイルスでもなく原虫が原因という点が特徴です。

女性では膣に感染して症状が出やすい一方、男性は感染しても無症状のことが多く、知らないうちにパートナーへうつしてしまうケースが目立ちます。

ポイント: 男性は症状が出にくいため「自分は関係ない」と思いがちですが、感染源になっていることがあります。パートナーがトリコモナスと診断されたら、男性も検査・治療を受けることが大切です。

男性・女性の症状

トリコモナス症の症状は男女で大きく異なります。

男性の症状

  • 多くが無症状
  • 排尿時の軽い痛み・違和感
  • 尿道のかゆみ・むずがゆさ
  • 軽い尿道分泌物(まれ)

女性の症状

  • 泡立った黄緑色のおりもの・強いにおい
  • 外陰部の強いかゆみ・ヒリヒリ感
  • 排尿時や性交時の痛み
男性は症状がほとんど出ないか、出ても軽い尿道炎症状にとどまります。「軽いから」と放置すると、治らないままパートナーへの感染を繰り返す原因になります。

トリコモナス症の検査・治療のイメージ


感染経路と潜伏期間

主な感染経路は性行為です。トリコモナス原虫は湿った環境で短時間生きられるため、まれに下着・タオル・浴槽などを介した感染の可能性も指摘されていますが、中心は性的接触です。

項目 内容
原因 膣トリコモナス原虫
主な感染経路 性行為(まれに器具・タオル等)
潜伏期間 およそ5〜28日(個人差あり)
男性の症状 多くが無症状
女性の症状 おりもの・かゆみなどが出やすい
潜伏期間中や無症状の状態でも、他の人にうつす可能性があります。心当たりがあれば症状の有無にかかわらず検査が安心です。

放置するリスク

「症状が軽いから」と放置するのは避けましょう。

トリコモナス症は自然には治りません。無症状のまま体内に原虫が残り、パートナーへの感染やピンポン感染を繰り返す原因になります。
  • パートナーへの感染源になる(ピンポン感染)
  • 男性では前立腺炎・尿道炎などにつながることがある
  • 炎症により、HIVなど他の性感染症にかかりやすくなるとされる

原虫が原因のため、抗菌薬(細菌用)では治りません。トリコモナスに効く薬で確実に治療する必要があります。


検査方法

トリコモナス症は、症状だけでは他の性病と区別がつきにくいため、検査で確認します。

対象 検査方法
男性 尿(初尿)を採取して調べる(顕微鏡・PCRなど)
女性 膣分泌物を採取して調べる

近年は精度の高い核酸増幅検査(PCR)も用いられます。クラミジア・淋病など他の性病と一緒に調べておくと安心です。

「病院に行く時間がない」「人に知られたくない」という方は、自宅で採尿して郵送する検査キットや、オンライン診療を利用すれば人目を気にせず検査できます。

治療方法

トリコモナス症は、原虫に効く抗原虫薬(メトロニダゾール、チニダゾールなど)の内服で治療します。医師の指示どおりに服用すれば、しっかり治る病気です。

  • 内服薬を決められた期間しっかり飲みきる
  • 服用中・服用後しばらくは飲酒を控える(薬の種類により注意)
  • パートナーも同時に治療する
市販薬や個人輸入の薬での自己治療は危険です。トリコモナスには専用の薬が必要で、自己判断では治りきりません。必ず医療機関で処方を受けてください。

治療後は、原虫が消えたかを確認することで、再発やパートナーとのうつし合いを防げます。オンライン診療なら検査・処方・相談まで自宅で完結します。

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予防とパートナーの同時治療

トリコモナス症で最も多いのが「片方だけ治して、相手から再びうつされる」ピンポン感染です。再発を防ぐにはパートナーの同時治療が欠かせません。

  • コンドームを正しく使用する
  • パートナーと同時に検査・治療を受ける
  • 治療が完了するまで性的接触を控える
  • タオル・下着の共用を避ける
女性パートナーがトリコモナスと診断されたのに男性が症状がない場合でも、男性に原虫が残っていることがあります。症状がなくても必ず一緒に治療しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 男性は症状がないのに治療が必要ですか?

A. はい。男性は無症状でも感染していることがあり、放置するとパートナーへの感染源になります。必ず検査・治療を受けてください。

Q. お風呂やタオルでうつりますか?

A. 主な感染経路は性行為ですが、湿った環境を介した感染の可能性も指摘されています。タオル・下着の共用は避けましょう。

Q. 抗生物質を飲めば治りますか?

A. トリコモナスは原虫なので一般的な抗菌薬では治りません。抗原虫薬による専用の治療が必要です。

Q. 誰かに知られませんか?

A. 第三者に伝わることはありません。オンライン診療なら来院不要で、人目を気にせず検査から治療まで相談できます。


まとめ

トリコモナス症は、男性では無症状が多く見逃されやすい性感染症です。要点を整理します。

  • 原因は細菌でなく「原虫」。一般の抗菌薬では治らない
  • 男性は無症状が多く、感染源になりやすい
  • 自然には治らず、放置でピンポン感染を繰り返す
  • 検査は男性は尿、女性は膣分泌物で行う
  • 抗原虫薬で治療でき、パートナーの同時治療が必須

「パートナーが診断された」「心当たりがある」という方は、症状がなくても早めに検査を。まずは気軽にLINEでご相談ください。来院不要・自宅で完結するオンライン診療で対応します。

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※本記事は一般的な医学情報の提供を目的としたものであり、特定の診断・治療を保証するものではありません。症状や治療については必ず医師にご相談ください。

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