HPV(ヒトパピローマウイルス)とは
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、性的接触でうつる非常にありふれたウイルスで、性経験のある多くの人が一生に一度は感染するといわれます。100種類以上の型があり、型によって起こる病気が異なります。
「女性のがんのウイルス」というイメージが強いですが、男性も感染し、病気の原因になることがあります。男性こそ知っておきたいウイルスです。
男性がHPVで起こりうる病気
男性でHPVが関係する代表的な病気です。
| 病気 | 関係するHPV |
|---|---|
| 尖圭コンジローマ(いぼ) | 低リスク型(6・11型など) |
| 中咽頭がん(のど) | 高リスク型 |
| 肛門がん | 高リスク型 |
| 陰茎がん | 高リスク型 |

感染経路と特徴
HPVの感染経路と特徴です。
- 主に性的接触(性器・肛門・口の粘膜や皮膚の接触)で感染
- 症状が出ないことが多く、気づかず広がる
- コンドームでリスクは下がるが、覆えない皮膚の接触で感染しうる
- 多くは自然に排除されるが、一部が持続感染する
検査でわかること
男性のHPVには、女性の子宮頸がん検診のような確立した一般的スクリーニング検査はありません。基本的には、症状(いぼなど)が出てから対応することが多いです。
- 尖圭コンジローマは見た目(視診)で診断
- 気になるいぼ・できものは医師に相談
- のど・肛門の症状は専門的な検査が必要なことも
治療と対処
HPVウイルスそのものを直接消す薬はありませんが、起きた病気(いぼなど)に対しては治療できます。
| 対象 | 対処 |
|---|---|
| 尖圭コンジローマ | 塗り薬・焼灼・切除・凍結など |
| 持続感染・がんリスク | 専門科での経過観察・検査 |
| 無症状の感染 | 多くは自然排除を待つ |
予防(ワクチン・コンドーム)
HPVはワクチンで予防できる数少ない性関連ウイルスです。
- HPVワクチン:男性も接種でき、コンジローマや一部のがんの予防が期待される
- コンドーム:リスクを下げる(ただし完全ではない)
- パートナーと相談:お互いの予防意識が大切
よくある質問(FAQ)
Q. 男性もHPVに感染しますか?
A. します。多くは無症状で自然に消えますが、尖圭コンジローマや一部のがん(のど・肛門・陰茎)の原因になることがあります。
Q. 男性向けのHPV検査はありますか?
A. 一般的なスクリーニング検査は確立していません。症状(いぼなど)が出たら診察で対応します。
Q. HPVワクチンは男性も打てますか?
A. はい。男性も接種でき、コンジローマや一部のがんの予防が期待されます。
Q. いぼができたら?
A. 尖圭コンジローマの可能性があります。自分でいじらず、早めに相談しましょう。オンラインでも相談できます。
まとめ
HPVはありふれたウイルスで、男性も感染し、尖圭コンジローマや一部のがんの原因になります。多くは自然に消えますが、持続感染すると病気につながります。ワクチンとコンドームで予防でき、いぼなどの症状が出たら早めに相談しましょう。
陰部のいぼやHPVが心配な方は、まずはLINEで気軽にご相談ください。
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※本記事は一般的な医学情報の提供を目的としたものであり、特定の診断・治療を保証するものではありません。ワクチンや症状については必ず医師にご相談ください。
